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知ってました?ポートランドって、
ヴィンテージショップが、そこかしこにあるんです。
古い家具や照明、味のある雑貨まで。お宝ざくざく、それを老夫婦や若いファミリーが、休日の早い時間から、
楽しげにごそごそと発掘している。
その理由を、とある店主に聞いたら、こんな答え。
「ヴィンテージは部屋にスタイルを与えてくれるもの。
そういう生活を好む人が、ポートランドにはたくさん住んでいるからね」
なるほど、ポートランドはヴィンテージ尽くしのオールドタウンなのね。
といえば、どうやらそうでもなく、陶器、活版印刷、オーガニック石けん、革製品など、若いクリエイターたちがものづくりに励み、それらを扱う店もあちこちにある。
クリエイティブなクラフトの街でもあるのです。
その革新はフードの分野でも見られ、北欧料理の店から、オーガニックなアイスクリーム屋、多彩なフード屋台までがカオティックに共存中。
つまり、ポートランドは、古いものと新しいものが、緩やかに交りあう場所。
古いものの味わい深さと、新しいものの刺激や活力が、
なかなか絶妙にミックスされて、ポートランドという街ならではの空気を作り出している。
その心地よい、いまの気分にどんぴしゃな空気感に、たくさんの人が惹きつけられてしまうんだなあ。
そう、実感した街なのでした。

CANOE

こんにちは、と店に足を踏み入れ、
目に飛び込んできたのは、壁に飾られた2本の木製オール。
「あのオールは、“カヌー”のだよ」と、店名を指さし答えてくれたのは、セレクトショップ「CANOE(カヌー)」のオーナーSeanさん。
「カヌーは、何百年も変わらず美しいシェイプでしょう?
そういう商品を提供したいという思いと、カヌーライドで川を冒険するように、店内でいろんな発見をしてほしいという思いを込めて名付けたんだ」。
北欧やヨーロッパ、アメリカ各地から厳選したクラフトが並ぶ店内。例えば、陶器ブランドを始め、地元作家のテーブルウェアなども取り揃え、ポートランドのクラフト発信地としても知られる存在だ。
ひとつひとつの商品に、Seanさんによる丁寧な説明書きが添えられ、商品を購入すると一緒に袋に入れてくれる。
その愛情深さに感じ入り、商品を受け取るこちらの手にも、思わずぎゅっと力がこもる。
クラフトを愛するすべての人に、ぜひ訪れてほしい店だ。

1136 SW Alder St., Portland
tel:(503)889-8545
火-土10:00-18:00 日11:00-17:00 月休
屋台広場

あれは、一体なんの集まり…?
ポートランドを初めて訪れた人は、そう不審に思うかもしれい。
屋台の集まる広場。それも1つや2つではない。結構な数の屋台が、ひとところに密集し、美味しそうな匂いをぷんぷんさせながら絶賛営業中、人もわんさの大賑わいなのだから、驚く。
ポートランド市内には、こうしたフードカートと呼ばれる屋台広場が数か所あって(屋台数、なんと500以上!)、韓国、タイ、メキシコ、インド、エジプト、ギリシャなど、多国籍すぎるラインナップ。なかでも、ポートランドッ子が「必食すべし」と口を揃えるのが、タイ料理・カオマンガイの屋台「NONG’S KHAO MAN GAI」。
鶏スープで炊いたジューシーなごはんと、ふわっふわに蒸された鶏肉のコンビネーションは、ウルトラおいしい出来。
そんなカオマンガイ屋を始め、各種屋台が並び、おまけにアクセスも良い、ダウンタウンの屋台広場がおすすめ。

ダウンタウンの屋台広場
Alder St.&Washington St., SW 9th Ave.&
SW 10th Ave.に囲まれた一角
NONG’S KHAO MAN GAI の営業時間
月-金10:00-16:00 土11:00-16:00 日休
SCHOOLHOUSE ELECTRIC&
SUPPLY CO.
Cafe RR

思わずため息こぼれる、スケール感。
4階建ての巨大な赤いレンガづくりのウェアハウスを丸々一棟買い取って、1階はインテリアショップに、上階は工房へとリノベートしたというのだから、ポートランドは規模が違う。
始まりは鋳型を使い、職人が手吹きで作るガラスの照明器具メーカーだった。それが今では、看板商品の照明に加え、オリジナルのソファやテーブルも制作し、国内外からセレクトした家具やクラフト雑貨とともに販売する、ポートランド随一のホームファニシングストアに。
ほどよくヴィンテージ感を織り交ぜたスタイリングと、アートやオブジェで壁を素敵に飾ったディスプレイ。
そんな店内をぐるり眺めるだけで、インテリアのグッドアイデアも手に入ってしまう場所。
コーヒー休憩できるカフェ「Ristretto Roasters」もすぐ横に。

2181 NW Nicolai St., Portland
tel:(503)230-7113
月-土10:00-18:00 日11:00-16:00
Ristretto Roasters営業時間
月-金6:30-18:00 土8:00-18:00 日8:00-16:00
LOWELL

「コーヒー飲む?もちろんFREE(無料)だよ!」
ドアを開けるやいなや、フレンドリーに声をかけてくれたのは、オーナーのDinoさん。パートナーのMayaさんと営むこの店は、「好きなもの、夢中になれるものだけを集めた店」という、ヴィンテージとクラフトを扱う小さなショップ。
中南米の木製ボウルから、ミッドセンチュリーなオブジェ、鉄を打ち出し作った武骨なテーブルウェアまで、遊び心に満ちたモノたちが、さりげなく無秩序に飾られている。
「あの置物はなに?」
「ねえ、このスツール売ってほしいんだけど」
コーヒーをすすりながら、まるで友だちの家に遊びにきたみたいに、フランクな会話をやりとりしながら、お買いもの完了。こんな店、きっとポートランドでしか出会えないだろう。

819 N Russell St., Portland
tel:(503)753-3608
水-日12:00-19:00 月火休
LUCE

つくづく、おいしいなあ。
そう唸ってしまった店のひとつがここ。イタリア料理店「LUCE」。
にんじんのマリネ、ローストしたビーツ、フェンネル風味のいわしなど、3〜4品が小さな皿にぎゅっとかわいらしく盛られて供される前菜、あさりのスパゲティ、蟹のリングイネなどの手打ちパスタ、どれも素材をきちんといかした、素直なおいしさ。
しかも、何がいいって、その自由度。

前菜はあれこれ気ままに選べる、1品・各2ドル制。
サラダやパスタはハーフサイズが用意され、あらゆる食欲と胃袋に、フレキシブルに対応。
壁には食材がびっしり並ぶ棚があり、帰りがけにふらっとお買いものなんてこともできてしまう。
意表を突くトイレの場所もまた、この店らしい。
ポートランドは、独創的な食文化がすくすく育まれている場所、そんな事実に迷わず納得、な店なのでした。

2140 E. Burnside, Portland
tel:(503)236-7195
11:00-22:00
http://www.luceportland.com/
Sweedeedee

土曜日の朝9時半。
住宅街にぽつりとあるカフェSweedeedeeは、ただならぬ気配の店なのでありました。
すでに店内の席はほぼ埋まり、店の外まで続く長蛇の列。
レジでオーダーしてから席につくシステムで、コーヒーはセルフ形式。手渡されるカップは、色形がバラバラだ。
メニューはシンプル。キッチンで焼かれるパンやパイ、近郊のファームで収穫された野菜や果物、はちみつ。
そういうものを、奇をてらわず提供する。
パンと卵、サラダにカリカリのベーコンが添えられた朝食プレート、卵ふたつのせの、コーン入りパンケーキ、レタスたっぷり、ベーコン&ビーツサンドイッチ。
そのどれもが、至極おいしいのだから、やはり普通じゃない。
なんなんだ、この店は…。だからこそ、また来たくなってしまう。
それがSweedeedeeという店の、正体なのでした。

5202 N Albina Ave., Portland
tel:(503)946-8087
月-土8:00-16:00 
日8:00-14:00
http://www.sweedeedee.com/

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